2003年4月11日(金) ノーサダムイエスブッシュ
と略奪に走った子供が超ニコヤカにカメラに向かって
ゆってた。混乱に乗じてってところがまたなんとも楽しそう。
アナーキーな現場を提供してくれてありがとうってことか。
日本でも「戦後のドサクサにまぎれ」ってなことがけっこう
あったらしいが、ああゆう表情してたのかな。
ま、普通の小市民ならまだ家でおとなしくしてるんだろうが。
いずれにしても眉をひそめて、
「きみきみどろぼうはよくないよ」と言う気にはなれないな。
なんとなく。「おーやってるやってる」って感じか。
サダムとブッシュじゃどっちもどっちだしなー
ってことなら、そりゃまあおとなしくしてんのが一番
、と思うのが普通だろう。
ラムズフェルドがサダムの命運について、
ヒトラー、チャウシェスク、レーニンと名前挙げて
同列化してたんだが、
レーニンってのは、どうなんすかね。
まあ、字幕で見たので正確なこたあわかりませんが、
スターリンもはいっててレーニンだったのか、
スターリンなしでレーニンなのか。
ま、「抑圧」の源泉だってことを言いたかったのかな。
にしても、本気でゆってるようだったので、
なんかやっぱマジでこいつやばいんとちゃいますかー?
と思いましたね。
思想が粗雑過ぎるっつーかなんつーか。
粗雑なもの同士の戦いだったわけですね。
これにまきこまれて命落とした人が少なからずいるし、
これからも出るんでしょうが、
そりゃ気の毒すぎますね。ほんとに。
自分がイラク国民で、心情的にどちらの側にも立ってなくて、
かつ何らかの大きな被害を受けたりしたら、
「てめーらけしからん、どっちにも復讐するぞ」
と思うのかな。
黙ってじっとしてたイラク国民はある意味、
サダムとブッシュ双方に微小ながらもダメージは与えたんだろう。
だってどっちの期待にも応えなかったんだからね。
とにかく、生き死にの岐路に立ってる非戦闘員は
「余計なことは言わない、しない」
「必要最低限の意思表示は出来るコミュニケーション力を持つ」
「出来うるかぎり姿を日中にさらさない」
これらが必須だそうです。
沖縄戦を生き抜いたうちのばあさんから聞いた話を
総合するとこうなります。
ってことで
「ノーサダムイエスブッシュ」の響きは
「生き抜くぞ」ってゆう宣言とも聞き取れるわけです。