2003年4月17日(木) 空飛べれないからパトロールにいけれないや
とトランポリンの上で、娘がいかにも悔しそうだ。
すでに述べたように、「無意味に」広い社宅にいるので、
ちょうどいいや、とばかりに、
子供用トランポリンだの簡易ジャングルジムだのが
居間にあるのだ。それでもまだまだスペースは余ってる。
トランポリンで両手を挙げてジャンプすることにより
「飛行」が可能なのではないかと、娘は考えた。
でもって正義のヒーローアンパンマンのように
「パトロール」に励もうということらしい。
しかしながらここのところ、
やはりそれは無理、ってことに気づきつつあった。
そしてつい先ほど、事実上の「事業中止宣言」が飛び出した。
残念といえば残念だ。
陽気とともに、「変なやつ」とか
「マジであぶねーんじゃねーのこいつ」みたいなやつが
誘われて、日中の街に繰り出してきている。
そして、店にも来る。
それを「パトロール」により事前察知できれば、
助かったのになあ。
お客様商売をやっている以上、
「商売の邪魔」ってな行為は
当然、徹底的に「排除」に向かう。
あからまなゴトやら置き引きとかの犯罪行為やら、
脅迫まがいの言動やら、ガラス割ったりとかの「器物破損」やら、
遊技ルール無視やら、その手のことなら対処法も決まりきっているから、
特に悩むこともない。
困るのが、「なんか変」みたいなやつ。
「なんか変」って思っただけで、追い出すわけにもいかないし、
あきらかに周囲の客が「ひいて」、左右の台が
ずっと空きっぱなし、とかも嫌なことではあるけれど、
じゃあ「あんたが変だから回りに誰も座らないじゃん、
商売あがったりなんだよね、こちとら」って言って解決しそうな
事柄じゃなさそうだし。(泥酔客や異臭のする人にはいいますけどね)
残念ながら、遠巻きに見て、
自然に帰るのを待つしかない。
それはそれとして、
「金払ってるんだから、何をしようがこっちの勝手だろうが」
という理屈は、
「談志の高座中に居眠りした客追い出され事件」の判例依頼
成り立たなくなってきたので、
「理屈」のある程度通用しそうな相手には、
「当方あなたをお客様とは見なさないことにしました。たった今」
と言ってお引取り願う。
ま、そうゆう場合すぐには、帰りませんけどね。
相手も「なんかいう」とか「なんかやる」ってことに
ある種自己陶酔しちゃってますから。
あといちばんヤなのは、
性質の悪い酔っ払い、と思って
追い出しにかかったら
「酒の匂い全然しねーじゃんこいつ」みたいなのね。
とにもかくにも
子供は酒もドラッグも関係なしに
自然にテンションあげられるんだから
うらやましい限りでございます。