2003年4月28日(月) 確かに安全と水はタダではなくなった。

 

戦争あり、感染症あり、 
カルトあり、通り魔あり、 
でまあ普通に暮らしてるつもりでも 
なんか物騒な世の中だよな、と 
誰しもが思う昨今、 
おれの場合はそこに、 
「パチンコ業界」ってのと、 
「初島停電」ってゆう、プラスアルファーがある。 
 
初島のほうから言うと、 
家から見えるし、 
写真館のほうにも載せたりもして、 
ここ最近身近な存在になった場所で、 
そんなところで得体の知れない事態が 
進行してたのはちょっとビビる。 
「人為的」に島毎停電さすって、一体何それ? 
みたいな。 
ま、しかし 
初島に渡ったことはないし、 
ただ家から「見える」ってだけで、 
島民の皆様はさぞ大変なんだろうとは思うが、 
正直、「ものすごく」自分に直接関わることではない。 
 
「パチンコ業界」となってくると 
話は別だ。 
 
ここんとこ 
殺される刺される、 
とかの連続で、 
さすがに他人事ではない。 
 
もともと「物騒」なことが 
起こりがちな業界だってことは 
自明の理だし、 
そんなことは百も承知で 
携わっているのだが、 
やはりそれでも、ここんとこ 
いくらなんでもいろいろと 
やられ過ぎなのではないか、と 
おれでも思う。 
 
この商売に関わるのであれば 
自分が並々ならぬ「憎悪」の対象になり得る 
ということは誰しも覚悟の上だ。 
それを互いに「面の皮の厚さ」や 
「神経の図太さ」等で、 
軽々と乗り越えましょうや、ってなノリなわけだ。 
 
しかし、いきなり問答無用で 
「実力行使」となると 
「面の皮の」厚さの多寡では、 
どうにも対処の仕様がない。 
 
事件としては 
店員連続殺害事件のほうが 
インパクトが大きいんだろうが、 
やはり女子店員傷害事件のショックも大きい。 
やるんなら、店長とか主任とかをやれよみたいな。 
 
個人的な怨恨なのか否か 
とか、そうゆう背景はこの際どうでもいい。 
 
普通に仕事してる状況で 
なんで「刺され」なきゃいかんのか? 
と思うわけだ。それも一般の従業員が。 
 
おれたちは「なんかあったら自分で 
どうにかしようと思うな、こっちで対処するから 
すぐに連絡しろ」と教育する側だ。 
おれが殴られたり、刺されたりすれば 
「待ってました」とばかりに 
相手の「法的」な立場の弱体化を促すってな寸法だ。 
当然、オーナーや上層部の「鉄砲玉」に 
なってるつもりではない。 
単純にそいつらが「憎い」からだ。 
 
いずれにしても被害者当人はもとより 
なんの対処もする間もなく 
自分の部下が被害に遭ってしまった 
そこの店の責任者の人の心中は察するに余りある。 
 
確かに 
犯罪者的な性向を持ち合わせた 
「客」でも「従業員」でも 
吸い寄せられるように 
集まってきがちな世界ではある。 
 
しかし、そうでない人間は 
逆に「犯罪者」を憎む気持ちは 
世間一般の人間より強くなる、 
という傾向もあるのだ。 
まっとうに仕事しようと思うと 
「犯罪者」はなにしろ邪魔で仕方がないんだから。 
 
罵倒や憎悪を浴びるのは 
べつにいい。 
 
とにかく 
「力の行使」で来るのであれば 
それを徹底的に、 
侮蔑し憎み排除してゆく他はない。 
 
バットでボールを捉えて、 
フェアーゾーンに転がしたら 
右方向に走ってこそ、 
「快楽」が生まれるのに、 
左に嬉々として走るようなやつは 
断固として「殲滅」する。 
 
おれたちは「正義」の為に戦ってるのではない。 
「快楽」の為に戦っているのだ。 

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